三菱ケミカルホールディングスKAITEKI Value for Tomorrow

CHOメッセージ

新たな視点を取り込み、リスクを恐れず、グローバルな連携を深めて、イノベーションの力を強化します。

KAITEKI健康経営の取り組み

 MCHCグループが推進するKAITEKI健康経営は、健康支援と働き方改革を両輪として、KAITEKIの実現を担う多様な人材が、いきいきと活力高く働き、創造性と生産性を高めることを目的にしています。人材育成、多様性の推進、柔軟な働き方のサポート、健康支援など、さまざまな施策を展開し、3つのKPIを核にしながらPDCAを推進しています。健康支援では、従業員の健康サイクルをサポートするために独自に開発した「i2 Healthcare」の導入から1年以上が経過しました。睡眠の質、活動量、心拍数などをリアルタイムで認知できるウェアラブルデバイスを多くの従業員が活用し、健康意識の向上や自己管理の後押しとなっています。

個と組織のあり方について

 事業環境が加速度的に変化していく中で、当社グループが持続的成長を遂げていくには、個と組織の能力を最大限に発揮させるための仕組みづくりが極めて重要です。当社グループでは、人材活用への戦略的な投資としてICTを活用したコミュニケーション基盤システムを導入し、自宅やサテライトオフィスでのテレワークなど、柔軟な働き方により創造性と生産性を発揮できる環境を整備しています。加えて、中長期経営基本方針「KAITEKI Vision 30」の策定においては、個と組織のあり方を徹底的に議論し、検討を進めています。また、データを活用したビジネスモデル変革の基盤として、デジタル人材の育成や社外リソースの活用もさらに強化していく考えです。多様な人材が闊達に働く職場は、切磋琢磨の活気とともに風通しが良く、信頼感の高い組織の基盤となります。この好循環を通じて、一人ひとりの豊かな創造性を育み、新たな価値創造に挑戦する企業風土を醸成していきます。

MCHCグループの価値創造アプローチ体制
MCHCグループの価値創造アプローチ体制

執行役常務
コンプライアンス推進統括執行役
Chief Health Officer
藤原 謙
2019年9月(「KAITEKI レポート2019」掲載)